台風と戦いながらの長野旅。
この旅の最大の楽しみは、実は善光寺にあったのです。
さかのぼること、一年前。
軽井沢に行った際、お会いしたKimmyさんご一家。
とっても素敵なご夫妻で、その際、「長野に来たら是非声をかけてください」と夫同士の会話があったとか。
昨年、同行できなかった娘から、「リベンジしたい!」という強い希望で長野へ。
夫も「去年お会いしたkimmyさんご夫妻に会いたいなあ」という。
私が諸手を挙げて喜んだことは言うまでもなく。
天候がいつ悪化するか分からない中、とりあえず、善光寺門前で待ち合わせ。
しかし、カーナビが善光寺の裏に案内してくれて、待ち合わせの時間にウロウロしてしまい。
「こちらから伺います」と電話でおっしゃってくださり、何とか出会うことができました。
お会いして早々。
「バニラちゃんを見ていますので、是非中をゆっくり拝観してきてください」と何ともありがたいお言葉。
色々なところに行っても、いつも誰かがバニラを見ていなければならず、初めて家族で行動することができました。
内陣には来迎二十五菩薩像の緞帳が。
一番左の蓮台は空いており、お参りになった人が旅立つときの為に用意されているんだとか。
という説明を、僧侶の方がご説明くださいました。
そして、噂に聞く、お戒壇めぐりへ。
普段の土日なら、一時間位並んだりするのだそうですが、台風のせいか10分程度の待ち時間で階段を下りることができました。
真っ暗な回廊は、壁を伝いながら進むのですが、前にも後ろにも人がいることはわかっているのに、孤独で。
錠前を探り、不思議な気持ちで回ることができました。
外に出て、お守りを買おうかと思いつつ見ていると、一文字おみくじというのが気にかかり。
引いてみました。
中に金色の一文字が入っていました。
私は「麗」、娘は「咲」という文字でした。
この言葉、胸に刻み、大切にします。
ゆっくり拝観させていただいた後、kimmyさんご夫妻とワンズに再会。
本日、お迎えの間は、ベル君はご実家でお留守番だそうで、メラン君とルネス君が来てくれました。
バニラはずっと、私達が歩いて行った方を向いて待っていてくれたみたいです。
参道をゆっくり歩きながら、お話していると、「この奥に釈迦堂があるんです」とKimmyさん。
ネットで事前にちらっと読んではいたけれど、本当にスルーしてしまいそうな細い道。
「平日は見られないんですよ」とのこと。
信濃の寝釈迦と言われているこのお釈迦様。
教えていただかなければ見逃してしまうところでした。
ありがとうございました。
小雨だった雨がだんだん大降りになってきて、kimmyさんから「うちにいらっしゃいませんか?」とのお誘いが!!
図々しくお邪魔してしまいました。
お家から市内が一望できる、素敵な場所に建つお宅。
ご主人のこだわりのオーディオから流れるショパンのマズルカ。
出していただいた、すごくおいしいロールケーキをいただきながら、楽しくおしゃべりさせていただいて、本当に楽しい時間でした。
ベル君?だと思って写真を撮ったんだけど・・・?
夫のことを気に入ってくれたネルス君。
メラン君の正面の写真がないよ~。ごめんね。
人様のお家でお水をがぶがぶ飲むバニラ。
バニラはいつもよそのお宅に行くと尻尾が下がってしまうのに、この日は元気いっぱい!
ネルス君と楽しそうに遊んだり、本当にイキイキして自分の家のように振る舞ってました。
少し小雨の中、帰りの送り道がてら、川中島の合戦跡を案内していただきました。
歴史に疎い私と娘は???となりながらも、うちに帰ったら復讐勉強しようと誓いました。
(まだ勉強には着手していませんが・・・)
台風のおかげで、予定が立たず、本当にkimmyさんご一家にはご迷惑をおかけしました。
お家にまでお邪魔してしまい、私達は忘れられない楽しい思い出になりました。
今度は是非うちにも遊びに来てくださいね~~。
それまでに私、ご案内できるように、浜松の歴史とか、もっと詳しくなっておきます!
本当にありがとうございました。