ちくちく　ぱくぱく　ワンワンワン！

最近、仕事が暇だ。
今まで午後まであった仕事が、午前中で終わってしまう。
やばい。首になるかも・・・。

ま、そんなこと言っててもなるようになるよ。
せっかくできた時間を有効活用しようと、最近、スポーツクラブに入り、水泳を始めた。
昔もちょっと通っていたんだけれど、やっぱり水の中はリラックスできる。
といっても、クロールはちょっと苦手なので、平泳ぎで500ｍ位泳いで、あとは水中ウォーキングしてサウナに入ってという感じ。

行く時間帯が昼間だから仕方ないけど、半数以上がおばちゃんだ。
ま、私もおばちゃんだけどね。
さすが無敵のおばちゃん、全然ルールとか無視。

プールの階段のところで、水の中に入ってかたまってしゃべってる。
外に上がってしゃべってよ。
通れなかったので、「すみません」って声をかけたら、「あっちから入りなさいよ」と反対側を指さされた。
え？？
私が悪いっすか？

いかんせん、押しの弱い私、すごすご反対側から入りましたよ。
で、泳いでたら。
しゃべりながらウォーキングしてる。
50ｍ往復コースの中で。
ウォーキングコースは一番向こう側なんですけど。
私が後ろから泳いで抜かしていったら、なんか立ち止まってる気配が。
さすがに監視のおにいちゃんに注意されてたみたいだけど、でもあがるわけでもなく、かたまってしゃべってる。

ま、こんなこともあるよねなんて思いながら、最後にミストサウナに入った。
私も空いてるときは、足の指とかマッサージしながら二人分のスペース使っちゃうんだけどね。
今日のおばちゃんは3人分のスペース使って寝てた。
空いてるからいいかと思って、私はおばちゃんに背を向ける形で足のマッサージに熱中してたんだけど。

ふと気が付くと、おばちゃん、全然動いてないじゃん。
もう15分くらいになるよね。
大丈夫？
もしや倒れてるんじゃない？

気になって、しばらく様子を見てたんだけど、全然動く気配がないから、思い切って「大丈夫ですか？」って声をかけた。
そしたら、おばちゃん、むくっと起き上がって、「寝てるんだから！！」と怒鳴られました。
え？
やっぱり私が悪いですか？

今日は一日、人間って強く主張した者勝ちなんだなと実感した小心者の私でした。